NPO法人都城ふれあいの丘・里山カレッジは、
山田町中霧島の原風景である里山・農村の景観をとどめているふれあいの丘周辺に、自然体験・農業体験・乗馬・動物飼育及びふれあい体験に関する事業や、里山のくらし方を提案する事業、自然を中心としたまちづくりに関する事業、文化推進事業等を行い、先人達が生活し維持保全してきた里山と一体になった自然環境を、大切に永く後世に引き継ぐことをもって、環境の保全及び社会教育の推進することを目的に設立した特定非営利活動法人です。
かつて里山には豊かな生物系と自然の豊かな恵みがありました。
里山を中心とする人々の生活は、人と自然、自然と生き物、人と生き物が共生する自然循環的社会を形成し、近年に至るまで日本各地で見られました。そして、それぞれ地域固有な伝統と知恵が育まれておりました。都城市山田町中霧島周辺も同様で、農業、畜産業、林業を主体とした里山の自然と共にある暮らしは、自然環境そのものでした。
しかし、エネルギー事情や人々の生活様式が変わり、大量生産、大量消費、大量廃棄の時代に里山での暮らしは敬遠され、山田町中霧島周辺も若者が離れ、高齢化が進んできました。残された里山の環境も人の手を離れれば荒廃してゆくしかありません。このままでは自然のみならず、その自然と共存するために手にした知恵まで衰退しかねません。
地球規模の温暖化防止策が論じられる昨今、自然環境を保全し自然と共生し、その良さを後世まで伝えると共に、地域の活性化を図りたいと考え、まずは残された身近な里山の自然環境の保全を行い、「ふれあいの丘」を拠点として都市と山田町中霧島をつなげて人々が交流することで、周辺地域の里山の自然や自然と寄り添って暮らしてきた知恵や文化を伝え、地域の活性化を促進することにより、自然と文化の保護に寄与することを目的として設立します。
私たちは平成24年度より、体験型施設「ふれあいの丘」において自然素材主義株式会社から管理委託を受け活動を始めました。山田町の自然を活かした馬場を作り、小動物を飼育し子どもたちに命の大切さを知る機会をつくり、また花壇や農園をつくるなどして、里山の自然を活かしながら、地域の活性化につなげる活動をしてきました。
しかし、任意団体として実践してきた活動や事業をさらに地域に定着させ、継続的に推進していくことと、活動を広げていくために他地域の行政や関連団体との連携を深めていく必要がありました。 それには当団体の活動の社会的貢献度や信頼性を高め、社会的にも認められた公的な組織にしていくこと、さらに当団体の活動が営利目的ではなく、多くの市民の方々に参画していただくことが不可欠であるという点から、特定非営利活動法人格を取得するのが最適であると考え、特定非営利活動法人都城ふれあいの丘・里山カレッジを設立することといたしました。
平成24年6月 | サークル団体「牧神クラブ」発足 |
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平成25年10月 | 地域のイベントで動物とのふれあいコーナー及び引き馬体験実施 |
平成26年10月 | 地域のイベントで動物とのふれあいコーナー及び引き馬体験実施 |
平成26年11月 | 農作物収穫体験会実施 |
平成27年2月 | 会員間で法人化の意思確認 |
平成27年4月26日 | 設立総会開催 |
平成27年9月11日 | NPO法人都城ふれあいの丘・里山カレッジ設立 |
正会員 | 目的に賛同して入会した個人で、総会において表決権を有する。 入会金:500円 会費:2,000円 |
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準会員 | 目的に賛同し事業の推進に参加するために入会した個人で、
表決権を有しない。 入会金:500円 会費:2,000円 |
個人賛助会員 | 目的に賛同し、事業を賛助するため入会した個人で、表決権を有しない。 入会金:500円 会費:2,000円(1口以上) |
団体賛助会員 | 目的に賛同し、事業を賛助するため入会した団体で、表決権を有しない。 入会金:30,000円 会費:1口 30,000円(2口以上) |
ふれあいの丘の施設内に看板・ポスター・パンフレットなどを設置し、ご来場者のみなさまにお知らせしたい商品やサービスなどの情報を発信してみませんか?
ぜひお気軽にふれあいの丘広告サービスをご活用ください。
詳しくは、NPO法人都城ふれあいの丘・里山カレッジ事務局までお問合せください。